銀行員である筆者の銀行キャリアで最も楽しかった業務がシステム企画部です。
クリエイティブで残業地獄!システム企画部の実態をご紹介します。
Contents
銀行本部の仕事!システム企画って何やってんの?
システム企画って何やってんの?
システム企画、と一言に言っても、その中は細かく細分化されています。
・リテール部門システム
・法人部門システム
・運用部門システム
・海外部門システム
・社内ネットワークシステム
etc・・・
その業務内容はいわゆるSIerに近い業務です。
主な業務内容は以下の通り。
・顧客、事務現場における課題の発掘(非効率な部分はないか?)
・システム開発のとりまとめ(要件定義、テストなどを実施)
・システムトラブル発生時の対応
システムを使用するエンドユーザーと、システム開発を担うシステムエンジニアの間に入るイメージです。
トラブルが起きてしまえば残業は青天井。
はっきり言って激務です。
システム企画の楽しさ
クリエイティブ
銀行事務って、古いというか時代遅れというか、本当に非効率的な部分が多いんです。
そこをどうにかして安く、早くシステム化する事を考えていきます。
手順書などありません。
自分の頭で答えを探し出すしかありません。
答えの無い業務、という部分が私には合っていました。
新鮮
銀行は文系企業です。
エクセルを使えるだけでもPCに強い!と言われる世界です。
私自身もvlookup関数で満足していた状態でしたが、システム企画部へ来て、突如ITと触れ合うことになります。
飛び交う用語も分からない、日本語に聞こえない。そんな世界に飛び込むのは新鮮で楽しかったです。
システム企画の辛さは何よりも労働時間の長さ
システムトラブルは、物にもよりますが顧客影響、事務影響がとにかく大きいです。
トラブルが発生した場合はその対応が最優先になり、勤務時間も関係ありません。
徹夜で対応に追われたこともあります。
そしてその対応がひと段落したとしても、トラブル対応時に放置していた通常業務がしっかり溜まるわけです。
溜まった業務を片付けている間に次のトラブルが・・(繰り返し)
まあ、地獄ですよね。
最後に
システム企画がやりたくて銀行に入る人はいないでしょう。
ただ、新しいことにチャレンジしてみたい銀行員が異動先にシステムの希望を出すのはオススメです!