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OB訪問ならではの質問を!OB訪問を受けた銀行員の本音

大学の紹介経由で、就活中の大学生のOB訪問を受けることがしばしばあります。

OB訪問をするような積極的な学生は好きなのですが、「もっとこうしたら良いのに」と思う学生さんがいるのも事実・・

当記事では、銀行員である筆者がOB訪問に対する本音を語ります。

就活生のOB訪問対策に役立てば幸いです。

前提① 弊社におけるOB訪問の位置付け

企業によってOB訪問の位置付けは様々です。

OB訪問の位置付けは2つに大分できます。

選考を兼ねた面談
→OB訪問という名の選考です。
会社からOB訪問の案内を受けることが多いです。会社からの案内がある、もしくはOB訪問が必須となっている場合は選考の可能性を疑いましょう。
就活生への情報提供
→選考には関係のなし。
あくまでも就活生の情報収集の手段との位置付けです。大学や知り合い経由で就活生自らアポを取り付けるケースが大半です。

弊社の場合は後者です。

OB訪問に来る社員は学生の採用不採用に関して何の権限もありません。(多くの企業はそうなのではないでしょうか)

この「位置付け」は非常に重要です。

まずはこの位置付けを理解しましょう。

前提② 筆者のOB訪問へのスタンス

弊社の場合、OB訪問は選考ではありませんので、私は伝えられるだけの情報を学生に伝えたいと思っています。

OB訪問を受ける際はいつも以下のような気持ちで臨んでいます。

・嘘偽りなく事実を知ってもらう
・メリットデメリット両面を伝える
・自分にしか語れない情報を伝える

弊社人事部も、入社後のミスマッチを防ぐために、OB訪問ではありのまま伝えてください、というスタンスです。

前提が長くなりましたが、以上のような弊社のスタンス、筆者の心構えを踏まえて本音を語ります。

本音① あんまり自己アピールしないで!

私は面接官ではありませんし、就活のプロでもありません。

であるにもかかわらず、まるで面接会場のように「自己アピール」を始めてしまう学生さんがいました。

アイスブレイクのつもりで、「普段何してるの?」と軽く聞いたら、数分に渡る自己アピールが始まった時は衝撃でした・・・

何度も言いますが、私は面接官ではないので、私にアピールすることは採用には一切結びつきません。

自己アピールについてのアドバイスを求めるつもりだとしても、私が就活したのは何年も前なので、大学のキャリアセンターや友人に頼む方が有意義でしょう。

一社員のお願いとしては、アピールは要らないから、リラックスして、素直に聞きたいことを聞いてくれ、ということです。

ちなみに採用とは関係ないこと、聞きたいことを聞いて欲しいことは学生さんと会った瞬間に伝えるようにしているのですが、それでもアピールが始まってしまいます。

これはもう学生さんが悪いわけではなく、社会人の言葉が信用出来なくなっている「就活」の闇だと思いました。

会社からの案内でOB訪問に参加してる場合は、選考の可能性もあるので自然なアピールは大切です。

本音② 人事ではない社員と話す意味を考えて!

質疑を繰り返す中で、「もったいないな」と感じることが良くあります。

あまり意味がないと感じる質問が多く、本当に聞くべきことを聞いてこない印象です。

良くある無意味な質問
・社風について、社内ルールについて
・調べればわかる質問

聞くべき質問
・業務の楽しさ、辛さ
・悪い話

 

社風や社内ルールについての質問は、はっきり言って人事部に聞いた方が良いです。

この辺りの「会社」についての答えは、各々の社員よりも人事部の方が良く分かっています。

人事部でも答えられる質問に時間を割いて、限られたOB訪問の時間を削るのはもったいないですよね。

OB訪問の時間は限られてます。

出来るだけ、OBだからこそ聞ける質問を多く投げかけましょう!

会社の規模など、調べれば分かる質問に時間を使うなんて論外す)

では、どのような質問が良いのでしょうか。

最後に、良い質問だと感じた例をご紹介します。

共通点は、人事部には聞きづらい、綺麗事では片付かない質問です。

〈ぶっちゃけた質問〉
・ぶっちゃけ、仕事って楽しいの?辛いの?
・給料は?残業は?
・ノルマは?パワハラは?

〈業界について〉
・AIの発展で銀行は要らなくなるって言われてるけど、どう考えてる?
・マイナス金利などで銀行の収益性は落ちてるけど、どう考えてる?

ぶっちゃけた質問は、説明会や面接などの公式な場では投げかけ辛いですし、業界についての質問は聞いたとしても当たり障りのない綺麗な回答が返ってくるだけだと思います。

OB訪問では人事部には聞けない質問を投げかけ、その会社の本質を理解することに繋げて欲しいと願っています。