とにかくポイント還元率が高くてお得なイメージが強い楽天ですが、一方であまりにもポイントをばら撒きすぎて、「怪しい」と思っている方がいるのも事実です。
なぜ楽天は高いポイント還元を維持できるのか、ポイントを最大限に獲得するためには何をすれば良いのかを解説します!
Contents
赤字でもおかしくないポイント還元率
「楽天といえばポイント」というくらい、楽天のポイント還元率は高いです。
CMなどでも、「今ならポイント10倍!」や、「最大ポイント40倍!」みたいな謳い文句を目にしますよね。
通常のポイント還元が1%ですから、40倍なら40%がポイント還元されることになります。
1万円の商品なら4,000円分のポイントです。
普通なら赤字でもおかしくない還元率ですが、楽天はこの仕組みを維持し続けています。
なぜこの仕組みを維持できるのかを理解することで、安心してポイントを稼ぎましょう。
楽天が儲かる仕組み
楽天は商品を売って儲けているわけではない
実は「楽天市場」の儲けは、我々消費者から得ているものではありません。
楽天は商品を売っているわけではなく、あくまでも出店者に場所を提供しているに過ぎないのです。(楽天ブックスなど一部例外あり)
楽天の儲けは、出店者から得る月額出店料、システム利用料(売上高の数%)から成り立っています。
楽天市場の出店者向けページを見ることで、その仕組みは理解できると思います。
楽天はポイントをばら撒くほど儲かる
先ほどの仕組みを踏まえると、楽天は出店者を集めれば集めるほど儲かります。
そこでポイントの出番です。
楽天ポイントを多く流通させると、それだけ楽天市場での商品購入量は増加します。
それが出店者へのアピールになるのです。
「これだけ楽天ポイントが流通しているので、楽天市場に出店するとより多くの顧客層を取り込めますよ」といった感じですね。
しかも、商品を割り引くわけではなく、ポイント還元率をあげているだけなので、売上高に対する手数料はしっかり取れるのです。
つまり、高いポイント還元は楽天にとっては広告費と同等です。
高いポイント還元によって、出店者が増えるリターンがあるので、楽天は今の仕組みを維持できるんですね。
「ポイントはたくさんつくけど、元々の単価も高くて、実際はそんなに得しないんでしょ?」と批判的に考える方もいますが、そうではありません。
あくまでも広告の一環、怪しいものではないのです。
楽天を使う上で気をつけるべき点
出店者の手数料が上乗せされる可能性
楽天のポイント高還元は、広告費のようなもので怪しいものではない、というのは前述の通りです。
一方で、出店者が楽天に払う手数料が、商品単価に含まれる場合があることは気をつけなくてはなりません。
出店者の出店プランにもよりますが、売り手は売上高に対して2~5%の手数料がかかります。
売り手はその手数料分を回収する必要があるので、楽天市場で買う商品は、直接店舗で購入するよりも2~5%は高くつく可能性があることを覚悟する必要があります。
「なんだ、結局楽天は高いんじゃないか」と思うかもしれませんがそうではありません。
その割高を補うポイント還元があるのです。
損しないために、得をするためにしっかりとポイントを稼ぐ必要があります。
しっかりポイント稼ぐ必要がある
出店者が楽天に支払う手数料が、商品価格に含まれてると仮定すると、少なくとも2%は実価格よりも高くなるわけです。
通常の1%のポイント還元を受けていても、1%分の損失です。これではいけません。
楽天で得をするためには、ポイント還元率をアップさせる対策が必要なのです。
対策①RSPUを使いこなす
楽天スーパーポイントアップ、通称RSPUです。楽天のサービスを利用すればするほど、全てのお買い物のポイント還元率がアップする仕組みです。
具体的に見てみましょう
楽天会員登録・・+1倍楽天カード利用・・+2
倍楽天プレミアムカード、ゴールドカード利用・・+2倍
楽天銀行・・+1倍
楽天証券・・+1倍
楽天モバイル・・+2倍
楽天トラベル・・+1倍
楽天市場アプリ・・+1倍
楽天ブックス・・+1倍
楽天ブランドアベニュー・・+1倍
楽天TV・・+1倍
楽天ビューティー・・+1倍
何だそれ?というサービスもあると思いますが、全てをクリアするとポイント15倍です。
簡単なものでは、楽天カード(+2倍)の引き落とし口座を楽天銀行(+1倍)に設定し、買い物は全て楽天市場アプリ(+1倍)から行うだけで常に楽天での商品購入はポイント5倍になります。
楽天に染まれば染まるほど、お得になる仕組みです。上手いやり方ですね。
対策②キャンペーンを逃さない
RSPUは常設の仕組みですが、その他にもキャンペーンイベントがしばしば開催されます。
エントリーするだけでその期間中の買い物が全てポイント2倍(+1倍)になったりするので、要チェックです。
キャンペーンイベントの例
イーグルスが勝った翌日は全ての買い物でポイントが2倍(+1倍)になります
ヴィッセル神戸が勝った翌日は全ての買い物でポイントが2倍(+1倍)になります
毎月、5と0のつく日はポイント2倍(+1倍)になります。(楽天カードの利用必須)
このキャンペーンで厄介なのは、「エントリー」が必須である点です。
エントリーを忘れてしまうと、キャンペーン期間中であってもポイントは貰えません。
「簡単には得させないぞ」ということなのでしょうか。(このあたりが楽天に苦手意識がある方が多い理由かもしれませんね)
キャンペーン情報は楽天市場アプリでチェックするのがいいでしょう

対策③お買い物マラソンでまとめ買い
月一程度で開催されるお買い物イベントです。
対象期間中に買い物をした店舗数に応じて、ポイント還元率が上がっていきます。
3店舗で買い物をすれば3倍(+2倍)、7店舗で買い物をすれば7倍(+6倍)10店舗で買い物をすれば何と10倍(+9倍)です!
1店舗1,000円で1件にカウントされるので、急いで買う必要がないものはこのタイミングまで待ってまとめ買いするのがオススメです。
RSPUや他キャンペーンと同時に反映出来るので、組み合わせると相当な高還元率になるはずです。

まとめ
使いこなせれば得します!
いい楽天ライフを!