SKILLCOIN

SKILLCOIN(スキルコイン)が日本マイクロソフトと連携!その内容を解説。

人材情報へのブロックチェーン活用プロジェクト、SKILLCOINがプレスリリースを公開しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000034771.html

連携相手が日本マイクロソフトであるということもあり、仮想通貨市場が低迷する中ですがSKILLCOIN周辺は盛り上がりを見せています。

当記事では、SKILLCOINと日本マイクロソフトの連携の意味を考察し、プレスリリースの内容を解説します。

キーワードは「Proof-of-Authority」と「Microsoft Azure Ethereum」です。

SKILLCOINのプレスリリース概要

株式会社SKILL(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長兼CEO 水谷友一、以下SKILL)は、複数組織間でのブロックチェーン実装であるコンソーシアムモデルの実用化に向けて、日本マイクロソフト株式会社と共同検証をはじめとする連携を開始しました。

(株式会社SKILLプレスリリースより)

SKILLCOINが日本マイクロソフトと連携!と賑わっていますが、その内容はまとめると

・PoA(Proof-of-Authority)を採用した仕組みの検証を開始
・Azure上でプロダクトの開発、検証を実施
・日本マイクロソフトと協業(共同検証)

といったところですね。

SKILLCOINの採用するPoA(Proof-of-Authority)とは?

プレスリリースにて、PoA(Proof-of-Authority)というキーワードが登場しました。

SKILLCOINのコンセンサスアルゴリズムがPoAで検討されていることが分かったわけですね。

PoAとは、直訳すると「権威の証明」です。

信頼された参加者だけがブロックを形成でき、マイニングを必要としないコンセンサスアルゴリズムです。

PoWやPoSのマイニングと比較し、計算時間が短縮できるため送金詰まりが発生しにくく(スケーラビリティ問題)、エネルギー(承認コスト)も発生しないメリットがあります。

PoW(Proof of Work)・・仕事量(マシンの性能)による証明
PoS(Proof of Stake)・・保有量による証明

一方で、「分散型(非中央集権)」が売りのブロックチェーンであるにもかかわらず、ブロックを形成できるのは信頼された参加者のみ、という点では中央集権的な仕組みです

PoAは「分散型(非中央集権)」を犠牲にすることでその他の問題を解決する仕組みとも言えるので、賛否両論あるアルゴリズムであることは事実です。

SKILLCOINはある程度中央集権的になることを許容した上で、無駄なコストを省きつつ重要な情報を安心して扱えるプラットフォームの構築を目指しているということですね。(ブロックチェーンの持つ透明性はフル活用できますので、個人的にはPoAはSKILLには適切なアルゴリズムであると感じました。)

SKILLCOINでは各業界の信頼できる企業・組織がコンソーシアム(共同事業体)を組み承認者となることで、コンソーシアムモデルとして成立することを目指していることが今回のプレスリリースで明らかになっています。

SKILLCOINが活用するMicrosoft Azure Ethereumとは?

PoAのブロックチェーンは稼働実績が少なく、検討課題を多く抱えています。

この課題に対してSKILLとマイクロソフトが共同で検証するにあたり活用されるのが「Microsoft Azure Ethereum」です。

Microsoft Azureとは、Microsoftにより提供されるクラウドサービスです。

そしてMicrosoft Azure Ethereum(Ethereum Proof-of-Authority on Azure)はこのAzure上で提供されるブロックチェーンサービス(Blockchain as a Service(BaaS))です。

Ethereum Proof-of-Authority on Azureは2018年の8月に新商品として提供が開始されています。

要するに、この商品を活用することでSKILLCOINプロジェクトに必要なブロックチェーン(PoA)機能を早く、簡単に用意できますよ、というサービスです。

既に実証実験プロダクトもこのサービス上で開発しているようですし、今後日本マイクロソフトと共同検証を進めるため上ではMicrosoft Azure Ethereumを使用するのは当然の流れですね。

最速で効率的にプロジェクトを進めようとする姿勢がうかがえます。

まとめ

上記を踏まえると、この日本マイクロソフトとの連携はしっかりと目的を持った、意味のある連携であることが分かっていただけるのではないでしょうか。

単に「マイクロソフト」の名前に媚びた連携ではなく、PoAを採用する理由、Azureを活用する理由が明確にあり、PoAの検証を進めていきたいマイクロソフトともWin-Winの連携であると言えます。

マイクロソフト自身、執行役員名義でこの連携を歓迎するコメントを発表していることからも、Win-Winの連携であることは明らかですよね。

SKILLCOINひプロダクト実証実験のパートナー企業発表など、楽しみな材料が今後も控えています。

SKILLの未来が楽しみですね!

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