ブログノウハウ

【すぐに開設はNG】ブログ歴2年の私が実践した4つの事前準備【ブログ開設】

 

◆ブログで稼ぎたいけど、何から始めるのか良くわからないな。
◆とりあえず、まずは書き始めて見ようかな・・・

 

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

ただ、「とりあえず、書き始めてみる」というのは最短で収益化を目指すなら対にやめてください

私自身、とりあえず書き始めたことで、失敗しました。
収益化まで大きく遠回りをしてしまい、ブログ月収5万円に到達するまで、2年もかかってしまいました。

この記事のポイント

◆ブログを書き始める前に実践すべき4つの準備を解説
◆筆者が実践している具体例で解説
◆準備を怠った場合にどうなるかを紹介(筆者の失敗経験)

これからブログを立ち上げる方は、この記事で解説した内容を考慮いただければ、収益化までの期間を短縮できるはずです。

また、既にブログを書き始めてしまっている方も、ブログを見直すきっかけとしていただければ幸いです。

 

管理人
管理人

筆者のプロフィール

ぶたパパと申します。
ブログ運営開始から2年、3つのサイト運営でようやく月に5万円の収益を達成。
エリートブロガーではないからこそ発信できる、等身大のエピソードを提供しています。

過去の失敗を踏まえて、新規特化サイトを構築中です。
新サイト構築の様子やPV、収益をTwitterで発信しています。

 

なお、最後には新サイト開設に至った裏の目的も暴露しますので是非最後までご覧ください。

 

この記事の内容に則ってサイト運用した結果、3か月で更新停止という失敗に終わってしまいました。

失敗の原因と反省はこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。⇒VODアフィリエイトに失敗・・原因と反省をぶっちゃけ公開

 

ブログ歴2年の私が実践した4つの準備

ブログを開設する前に、私は以下の4つのポイントで考え抜きました。

4つの準備

自己分析
サイトテーマ
収益源
サイト構成

これを考え抜く目的は、既存のメディアとの差別化を図ることです。

唯一無二のサイトを作ることで、読まれるサイトを目指します。

さらに、収益源やブログ構成(集客方法)も決めておくことで、稼げるサイトを構築します。

 

一つずつ、説明します。

 

自己分析

就職活動で自己分析を実践した方は多いと思います。

 

ブログを新しく開設することは、就活と同じです。

自分に合っている会社を探すのと同じように、自分に合っているブログを開設する必要があります。

 

自己分析のポイント

◆自分の強み/弱みは?
◆やりたいこと/やりたくないこと
◆他の人は経験していない、珍しい経験は?
◆熱中した(している)ことは?

 

まずは好きな切り口で、「自分像」を具体化してみましょう。

これが後々、サイト運営者としてのプロフィールになるわけですが、自己分析を徹底できていれば、プロフィールの段階で他のブロガーと差別化できます。

 

ちなみに筆者は、まずは3パターンの「自分像」を考え、その中から一つに絞る、という方法を取りました。

①10個以上の金融系資格を取得した、金融機関サラリーマン
→書いていてあまり楽しくないので、不採用

②球場勤務経験をもつ、「プロ野球ファン歴=年齢」の野球オタク
→既に野球ブログを運営中であるため、今回は不採用

③キッズアニメに熱中、毎日キッズアニメを見ている2児のパパ
→採用!

 

「金融機関サラリーマン」「2児のパパ」で終わるのではなく、他の経験等と合わせるのがポイントです。

 

自己分析で「自分像」を固めることが出来たら、次はサイトテーマの決定です。

 

サイトテーマの決定

 

サイトテーマ決定のポイント

・発信内容の具体化
・ペルソナ(誰に読まれたいのか)の設定

サイトテーマを決定する上で、重要なのは、こちらの2点です。

自己分析が出来ていれば、さほど難しくはないでしょう。

 

発信内容の具体化

私の場合、「キッズアニメに熱中、毎日キッズアニメを見ている2児のパパ」

という自分像を設定していますので、これを踏まえて何を発信するか考えます。

 

◆大人なのにキッズアニメにハマっている
→大人も楽しめるキッズアニメの魅力を発信

◆2児のパパ
→子どもに見せたいキッズアニメの情報発信

以上を踏まえて、大人も一緒に楽しめる、子どもに見せたいキッズアニメを発信内容とすることに決めました。

 

ペルソナ(誰に読まれたいのか)の設定

発信内容を具体化した後は、ペルソナの設定です。

「大人も一緒に楽しめる、子どもに見せたいキッズアニメ」の情報を誰に向けて発信するか、ということですね。

さすがにこの情報を中学生に発信しても、見向きもされません。

私の場合のペルソナは、2~5歳の子どもを持つお父さん/お母さんとなりました。

 

ここでのペルソナは、あくまでもサイト全体のペルソナです。

実際に記事を書く際はさらに細かくペルソナを設定するのが望ましいです。

「NOJI BLOG」のこちらの記事が参考になります。

NOJI BLOG_【簡単】ブログペルソナの作り方・書き方をテンプレート付きで解説

 

私のサイトテーマは?

発信内容とペルソナを踏まえると、私の新サイトのテーマは以下となります。

私のサイトテーマ

2~5歳の子どもを持つお父さん/お母さんに「大人も一緒に楽しめる、子どもに見せたいキッズアニメ」の情報を中心に発信するサイト

 

テーマを決めたら、類似のサイトが存在しないかチェックです。

「子ども アニメ」

「アニメ おすすめ」

「キッズアニメ」

等、サイトに関連するキーワードで検索し、表示されるサイトに類似のサイトが存在しないか確認します。

私の場合、サイトテーマが重複しているサイトは特に見当たらなかったため、合格と判断しました。

収益源の決定へと進みます。

 

なお、ここでサイトテーマが重複した場合は、自己分析からやり直しです。

さらに差別化を追求しましょう。

 

サイト収益源の決定

サイトテーマを確定出来たら、サイトの収益源を決定しましょう。

 

魅力的なサイトを作って多数の読者を集めても、そもそも売る商品が無い、となれば稼ぐことは出来ません。

 

収益化の方法は様々ですが、アフィリエイトであれば●●の案件、というところまで決めておきたいです。

私の場合はキッズアニメを扱いますので、

動画配信サービスのアフィリエイト
GoogleAdsense

が中心となります。

 

なお、Adsenseは大半のサイトで使用できますが、Adsenseだけでは大きく稼ぐのは難しいです。

収益性の高いアフィリエイト案件、もしくは自分自身の独自商品等、稼げる収益源を確保するようにしましょう。

 

この時点で稼ぐビジョンが見えないサイトは厳しいので、自己分析、もしくはサイトテーマの決定からやり直すことをオススメします。

 

サイト構成図の作成

集客し、収益を上げる上で欠かせないのがサイト設計です。

せっかくサイトテーマや収益源を決めていても、サイト構成がボロボロではブログは成立しません。

 

サイト構成図作成の流れ

◆カテゴリの決定
◆20~30記事のタイトルを考えてみる
◆記事の役割を当てはめる
◆内部リンクをイメージする

 

カテゴリの決定

まずはサイトテーマに従って、カテゴリを3~4つほど決めます。

原則、このカテゴリに分類できるように記事を書いていくことになります。

 

私のサイトテーマ

2~5歳の子どもを持つお父さん/お母さんに「大人も一緒に楽しめる、子どもに見せたいキッズアニメ」の情報を中心に発信するサイト

 

私はサイトテーマに沿って、4つのカテゴリを作成しました。

◆子ども向け番組

◆子どもも楽しめるVOD

◆子育ての悩み

◆その他お役立ち情報

 

20~30記事分のタイトルを考えてみる

カテゴリを決めたら、サイトに必要な記事を20~30ほど洗い出します。

20~30記事分、仮でも良いのでタイトルを考えてみましょう。

この際、各カテゴリに均等に記事が配分されるのが理想的です。
(いずれは多少の偏りは出てくるはずですので、強くこだわる必要はありません)

 

タイトルを考える際は、サイトテーマに沿ったキーワードを選定しましょう。

キーワード選定は最初は思い付きでも構いませんが、ツールを使用するのがオススメです。

キーワード選定は「ガオのノート」のこちらの記事が非常に参考になります。

ガオのノート_ブログキーワード選定のコツ【やり方を5つの手順で解説】※裏技あり

 

私の例でご紹介すると、

「3~5歳の幼児が楽しめる!動画配信サービスランキング」

「【1番安いのは?】アンパンマンが見放題!動画配信サービス一覧」

「【画像で解説】Huluの登録/解約手順と子ども設定の方法」

「【子連れの新幹線】3~5歳児が静かになる方法5選【2児の父が教えます】」

など、約30記事分をリストアップしています。

 

記事の役割を当てはめる

ブログの記事には、役割があります。

この役割を理解して、記事が適切なバランスで準備できるか考えます。

記事の役割

◆商標記事・・商標がタイトルに含まれる記事(最も収益を上げやすい)
(例:「Hulu登録方法」)

◆収益記事・・まとめ記事など(比較的収益を上げやすい)
(例:「オススメ動画配信サービス5選!」)

◆集客記事・・お悩み解決系(集客目的で、収益は出にくい)
(例:「子どもが家で楽しく過ごす方法」)

商標記事や収益記事はキラーページと呼ばれることもありますが、要するに収益に直結する記事です。

「Hulu登録方法」で流入した読者は、もう検索の段階でHuluを契約するつもりですので、この記事に呼び込めれば勝ちです。

 

しかしながら、こういった商標記事や収益記事は、どのサイトも書いてきますので、SEOで上位表示するのはまず無理と思っておいた方が良いです。

そこで重要な役割を担うのが、集客記事です。

集客記事から上手く収益記事、商標記事へ流すことで、収益の発生を狙っていきます。

そのため、「集客記事」と「収益記事/商標記事」の記事数は9:1くらいのバランスが望ましいです。

「Hulu登録方法」等の商標記事を、SEOで絶対に勝てないからという理由で書こうとしない方がいますが、コレはNGです。

Huluに魅力を感じた読者がいても、最後は登録方法を別サイトで調べることになってしまうためです。

せっかく集客し、収益目前まで導いた読者を、最後の最後で逃すのはもったいないですよね。

フォワードを置かずにサッカーをするような状態ですので、サイトとして必要な記事は必ず書きましょう。

 

内部リンクをイメージする

リストアップした20~30記事について、内部リンクで繋げることをイメージします。

集客記事で呼び込んだ読者を、収益記事や商標記事へ導くことが出来ているか確認します。

この時、ポツンと独立している記事が見つかった場合は、思い切って削除するか、関連付けられるように周りの記事を補強しましょう。

 

私の新サイトでは、以下のイメージのように子育ての悩みやアニメのレビューで集客し、VODに誘導して収益を発生させる戦略です。

ひとつ具体例を挙げると、

「新幹線で子どもが静かにしないの?」
「3~5歳頃なら、映画を見せたらおとなしく座ってられるよ」
「アンパンマンのこの映画は大人にも本当にオススメ。親子で見てみて」
「Huluなら、事前にダウンロードしてこの映画が見れるよ」
Huluの登録はこちら

このようなイメージですね。

 

「Huluの登録方法」の記事に直接SEOで流入は難しいので、内部リンクが大きなカギを握っている、というわけです。

 

【過去の反省】「とりあえず書き始める」とどうなるか

では、ここまでご紹介してきたような準備を怠り、「とりあえず書き始める」とどうなるのでしょうか。

過去、私自身もやらかした失敗ですが、簡単にリストアップします。

◆自己分析をしていない
→書きたいことが定まらず、超雑多なブログになる

◆サイトテーマが弱い
(例:30歳サラリーマンパパの子育てブログ、等)
→特徴が無く、差別化が出来ていないため他のサイトに埋もれ、集客できない

◆収益源を決めていない
→PV数が伸びてきたところでアフィリエイト案件を探し始めるも、自分のサイトに合った案件が見つからない(→収益化できない)

◆サイト構成図が決まっていない
→思い付きでカテゴリを増やしてしまい、サイトが見にくくなる
→商標記事ばかり書いてしまい、PVが全く伸びない
→集客記事ばかり書いてしまい、PVは伸びても収益が発生しない

 

ブログ開設準備まとめ

ここまでが、私が新サイト開設までに実践した事前準備です。

もう一度、4つの準備を振り返ります。

4つの準備

自己分析
サイトテーマ
収益源
サイト構成

 

あとはこの戦略に沿って、手を動かし、記事を育てていくだけです。

 

新サイト構築の様子やPV、収益をTwitterで発信していますので、フォローしてこのサイトが行き着く先を見ていただけると嬉しいです。

 

この記事の内容に則ってサイト運用した結果、3か月で更新停止という失敗に終わってしまいました。

失敗の原因と反省はこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。⇒VODアフィリエイトに失敗・・原因と反省をぶっちゃけ公開

 

 

ちなみに、新サイトを立ち上げた裏の目的が、このTwitterです。

2年間ブログを運営する中で得た失敗経験やノウハウを発信することで、Twitterも育てていこうと考えています。

失敗経験やノウハウを分かりやすく伝えるには、もう一度自分が1からやってみせるのが手っ取り早いと考え、新サイト構築に踏み切っています。

 

新サイトを構築する中で考えていることは全てさらけ出すつもりでいますので、是非フォローしていただけると嬉しいです。

 

 

※構築中の新サイトはこちら→だどあにめ