当記事は以下の読者に向けて執筆しています。
- Google Adsenseに合格したばかりの初心者ブロガー
- Google Adsenseの利用規約を読んだことが無い方
Google Adsenseに合格された方、おめでとうございます!
ブロガーの収益化の第一歩と言えば、Google Adsenseの合格ですが、アドセンスには知っておくべき注意点も存在します。
特に規約違反に該当してしまうと、アドセンスのアカウントが停止される可能性もありますので、当記事を読んでしっかりと注意点を把握しておきましょう。
アドセンスのアカウント停止を回避し、効率よく稼ぐための注意点を以下のポイントで解説します。
- アドセンス審査用コードの取り扱い
- アドセンス利用規約の禁止事項の確認
- アドセンス狩りへの対策
筆者のプロフィール
ぶたパパと申します。
ブログ運営開始から2年、3つのサイト運営でようやく月に5万円の収益を達成。
エリートブロガーではないからこそ発信できる、等身大のエピソードを提供しています。
2020年6月に新ブログを開設しており、新ブログを育てる過程をありのままに発信しています。
アドセンス合格後の3つの注意点
アドセンス合格後に知っておくべき注意点は、以下の3点です。
アドセンス合格後の注意点
- アドセンス審査用コードを消す
- アドセンス利用規約を厳守する
- アドセンス狩りの対策を行う
ひとつずつ、解説します。
注意①アドセンス審査用コードは消すのがオススメ
アドセンスの審査を申し込んだ際、<head>内にアドセンスから発行された審査用コードを張り付けたと思います。
この審査用コードは、合格後は自動広告コードの役割を果たします。
要するに、放置しておくと自動的にアドセンスがブログに広告を掲載してくれるわけです。
ただ、この自動広告がイマイチなんです・・・
アドセンス自動広告はヤバイ・・
自動広告の主張はなかなか激しめです。
記事を開いた瞬間にデカデカと広告を表示したり、本文中にも平気でぶっ込んで来るので、自動広告はオフをオススメします。面倒ですが、広告ユニットを作成して自分で表示位置を指定しましょう。#ブログ初心者#アドセンス pic.twitter.com/S5TRMTXuRt
— ぶたぱぱ@ブロガー × ブロガー (@miss_teller) June 15, 2020
自動広告はブログのレイアウト崩れや、読者へのストレスになることもあります。
初心者ブロガーが合格後しばらく、そのまま自動広告をお試しするのはアリです。
ただし、効率的に収益を上げるには、自動広告よりも手動で広告ユニットを作成することをオススメします。
「設定していない場所にアドセンス広告が掲載されてしまう!」ということがありますが、その原因は大体の場合、審査用コードの消し忘れです。
注意②アドセンス利用規約の禁止事項を厳守!
アドセンスには、利用規約が存在します。
アドセンスを利用するのであれば、一度は熟読することをオススメしますが、ここでは特に気をつけるべきポイントをご紹介します。
規約違反はアカウントが停止される可能性もありますので、要注意です。
- アドセンス広告を自分で踏むのは禁止
- アドセンス広告を他人に踏んでもらうよう頼むのは禁止
- 推定収益・レポート情報の公開は禁止
アドセンス広告を自分で踏むのは禁止
ブロガーの間でも常識とされているため、多くの方がご存じであるとは思いますが、自分で自分の広告をクリックするのは禁止です。
プログラムポリシーでは、以下のとおり記載されています。
無効なクリックとインプレッション
サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり、手動または他の方法で表示回数やクリック数を作為的に増やしたりすることは禁止されています。Google 広告のクリックは、ユーザーの純粋な興味で行われる必要があります。Google 広告を作為的にクリックまたは表示する行為は固く禁止されています。禁止されている行為には、反復的な手動のクリックや表示、クリックや表示を自動生成するツールの使用、ロボットや不正なソフトウェアの使用などがありますが、これらに限定されません。サイト運営者様がご自身のサイトに表示される広告をクリックする行為は、どのような理由があっても認められません。
「どのような理由があっても認められません」と書かれていますね。
自分のブログに表示されている広告については、たとえその内容が本当に気になるものであっても、クリックするのは避けた方が無難です。
アドセンス広告を他人に踏んでもらうよう頼むのは禁止
こちらは時々、Twitter等で怪しいやり取りを目にすることがあります。
アドセンス広告は、知人に踏んでもらうように頼むことは禁止です。
サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり表示したりするようユーザーに促すこと、およびクリック数や表示数を増やすために不正な方法を使うことは禁止されています。これには、広告の閲覧や検索に対してユーザーに報酬を提供すること、そうした行為に対して第三者に支払いを約束すること、または個々の広告の横に画像を配置することなどが含まれますが、これらに限定されません。
禁止事項の一例として、以下のような方法が記載されています。
AdSense をユーザーと広告主の皆様に快適にお使いいただくため、AdSense プログラムに参加するサイト運営者様には次の行為が禁止されています。
(中略)
「広告をクリック」、「協力してください」、「これらのリンクへアクセス」、などの表現を使用して、Google 広告をクリックするようにユーザーを誘導すること。
(略)
Twitter等で「アドセンスクリックしてください!」などと呼びかけるのは完全NGです。
「●●のお礼にアドセンス広告クリックしておきます」等もグレーなやり取りと言えますね。
ブログの本文はもちろん、SNSでもアドセンス広告のクリックを促す発言は控えましょう。
推定収益・レポート情報の公開は禁止
アドセンスの利用規約には、「秘密保持」という項目が存在します。
11.秘密保持
お客様は、当社の事前の書面による承諾なく Google 機密情報を開示しないことに合意するものとします。「Google 機密情報」には、(a)本サービスに関連する一切の Google のソフトウェア、技術および文書、(b)本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計、(c)本サービスにおける非公開のベータ版機能または体験版機能の存在、それに関する情報、またはその規約ならびに(d)Google により提供されるその他の情報であって、機密であると指定されるか、それが提示される状況において通常機密とみなされるものが含まれます。Google 機密情報には、お客様による本サービスの利用より前にお客様にとって既知であった情報、お客様の責によらず公知となった情報、お客様が独自に開発した情報、または第三者によりお客様に適法に与えられた情報は、含まれないものとします。本第 11 条にかかわらず、お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。
Twitter等でこの規約に触れてしまってるな・・と見ているのが、以下の点です。
- 本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計
- Google による支払総額を正確に開示することができます
要するに、アドセンス管理画面で閲覧できる統計データは公開禁止です。
以下のように確認できるクリック数やCTRなどですね。
また、「支払総額を正確に開示することができます」とされています。
これは裏を返すと、不正確な収益は公開してはならないとも解釈できます。
以下のような推定収益はあくまでも速報値であり、正確な支払総額ではありませんので、推定収益の画面スクショを公開するのは規約違反です。
ブロガーの多くが収益を「うまい棒●本」とぼやかしているのも、このような理由が大きいですね。
もちろん、規約に記載されているとおり確定した収益は公開可能です。
収益公開のタイミング、方法には注意しましょう。
注意③アドセンス狩りの対策は必須
残念ながら、アドセンスには「アドセンス狩り」と呼ばれる嫌がらせが存在します。
嫌がらせとはいえ、最悪の場合アカウントが停止される可能性もありますので、対策は必須です。
- クリック率を監視、異常があればGoogleに報告
- 『AdSense Invalid Click Protector』のプラグインを導入する
- 必要以上にアンチを作らない
アドセンス狩りについては別記事で詳細に解説していますので、気になる方は合わせてご覧ください。
アドセンス合格後のチェックポイント
アドセンス合格後の注意点を、もう一度一覧でまとめます。
- アドセンス審査用コードを消す
- アドセンス利用規約を厳守する
→自分の広告はクリックしない
→他人に広告クリックを促さない
→統計情報、推定収益は公開しない - アドセンス狩りの対策を行う
しっかりと対策の上、アドセンスで収益を伸ばしてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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