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【就活2020】3メガバンク比較!それぞれの志望動機を考える

金融業界を志望する就活生にとって、メガバンクが選択肢に入ることは多いですよね。

メガバンクの面接で高確率で質問され、そして回答に苦しむのが

「で、なんで(他のメガじゃなく)うちなの?」

という質問です。

 

正直、3メガバンクの違いなんて分からないという就活生も多いと思います。

当記事では、3メガバンクの特徴を簡単に解説し、志望動機を考えます。

 

これで「なぜうち?」の質問にもスマートに切り返せるはずです!

 

3メガバンク比較!それぞれの志望動機を考える

3メガバンクのそれぞれの特徴

まずは3メガバンクの特徴を理解しましょう。

赤(三菱UFJ)はエリート志向、青(みずほ)はおだやか、緑(三井住友)は実力主義

等と語られることもありますが、ここでは「人」や「社風」などの主観的な情報は対象外とし、客観的に異なる点をご紹介します。

 

三菱UFJ銀行

三菱の特徴は以下のとおりです。

・収益トップ
・海外拠点数NO1
・グループ協働を推進

 

三菱UFJ銀行は3メガバンクでトップの収益を誇るの業界リーディングカンパニーです。

 

海外拠点数は他のメガバンクと比較しても多く、海外勤務のチャンスもあります。

 

また、近年は組織改革を実施しており、グループ協働も進んでいます。

グループ協働が進むことで、銀行に採用された行員も信託や証券など、グループ他社で働く機会が得られます。

 

業界トップで働きたい人、海外志向が強い人にオススメです。

 

みずほ銀行

・唯一の非財閥系メガバンク
・どこよりも早くグループ協働を推進
・グループ一括採用

 

みずほは唯一の非財閥系メガバンクです。

財閥系であれば同じ財閥企業と強い関係性がある一方で、他財閥との取引が発生しにくいというデメリットもあります。

みずほは非財閥だからこそ、多種多様な企業と取引が可能です。

三菱〇〇と三井〇〇の両方と取引可能なのはみずほだけです。

 

また、OneMIZUHO(ワンミズホ)と呼ばれるグループ協働をどこよりも早く進めており、グループ一括採用を行なっているのも特徴です。

みずほは信託や証券が個別に採用活動を行うことはなく、みずほフィナンシャルグループとして社員を採用します。

信託や証券など、幅広く働くことが期待できます。

 

幅広い顧客層と触れ合い、幅広い業務に従事したい人にオススメです。

 

三井住友銀行

・利益率トップ
・一人当たりの利益率トップ
・給料も高い

 

三井住友銀行の特徴は何と言っても「稼ぐ力」です。

収益こそ三菱UFJ銀行に劣るものの、その利益率はメガバンクトップです。

社員一人当たりの利益率もメガバンクトップですので、行員の「稼ぐ力」は最も強いと言えます。

 

裏を返せば一人当たりの利益率が高いということは、一人当たりの仕事量も多いと思われますが、その分給料も高いです。

 

三井住友銀行の平均給与は3メガバンクトップですので、とにかく働いて稼ぎたという人にはオススメです。

 

3メガバンクごとの志望動機を考える

上記の特徴を踏まえた志望動機にしましょう。

・海外志向だから三菱
・信託や証券でも働きたいからみずほ
・バリバリ働きたいから三井住友

といった理由ですね。

 

なお、時々「人」を理由にする学生がいます。

「説明会で会った〇〇さんに惹かれた」などです。

 

これは実はあまり良い回答ではありません。

 

あなたが出会った行員は数いる行員のほんの一部です。

それを志望動機としてしまうのは、考えが浅いと捉えられかねません。

 

また、「なぜうち?」の質問の意図はメガバンク各社の違いを理解しているか、業界研究がしっかり出来ているかを確認する目的もあります。

「人」を理由にしてしまうと業界研究が出来ているアピールになりませんので、避けた方が良いでしょう。

 

しかし、本音の部分では「人」に惹かれて志望することもあると思います。

そのような時は、

海外志向が強いので、海外拠点が最も多い御社(三菱UFJ銀行)を志望しました。
また、説明会で出会った〇〇さんは本当に魅力的で、このような人がいる会社で働きたいと志望度が上がりました。

といった感じで、志望度が上がった理由として話してみましょう。

 

メガバンク各社の特徴を理解することが何よりも重要です。

その上で、しっかりと志望理由を説明しましょう。